離島60めぐり---第40訪島(2)
豊島(てしま)
●直島諸島_香川県 緑よ戻れ、海よ歌え・・・
美しい自然が人間の手によって無残に壊されていく…。
産業廃棄物の不法投棄にゆれる島。
2000年になってやっと県が重い腰をあげ、解決に地元と手をたずさえて努力することになったが、「豊島」といえば、現代の日本を哀れなまでに象徴した島になってしまったのは残念である。
本来は、夏は海水浴、秋はミカン、マッタケ、冬は海苔。
稲作が盛んで、名前のとおり恵み豊かな島だったのだ。
島の南側の道路沿いにはミカン畑がズラーッと並び、ミカンがたわわに実っている。
探索の途中で、あまり美味しそうなのでひとつ「ごちそうさまぁ…」と失敬した。
ゴメンナサイ…しかし、じつに甘く、のどをうるおしてくれた。
豊島のみかん畑