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日本の島再発見 篠島_愛知県 01月24日(木) (P070,071)

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日本の島再発見 離島60めぐり---第28訪島(4)

 篠島(しのじま)

愛知県  宿は「アナゴ料理」が自慢の民宿『三船亭』。
ご主人の天野治玄(はるずみ)さん(59)はアナゴの漁師。

夜の8時から仕掛ける(えさはカタクチ鰯)。
午前2時頃までに引き上げる。


夕食はその待望の『アナゴ料理のフルコース』だ。
私が訪れた時はまさに旬(6~8月)の頃でうまいのなんのって…。
病み付きになりそう。


トレトレの「のれそれ」(アナゴの稚魚)キモ煮、梅肉で食すチリ、柳川風。
サシミはハモより脂がのり歯触りグーで味は天下逸品。
蒸しアナゴのにぎり(これが25センチ大)カバ焼き、フライ…と、もうアナゴづくしのオンパレードだ。

日本の島再発見_愛知県_篠島_アナゴのにぎり(民宿三船亭)
アナゴのにぎり(民宿三船亭)

小鉄は「体重を測るのがこわいワ…」といいながら大満足である。


アナゴといえば明石産も有名だが、ここ伊勢湾には多くの川が流れ込み栄養素が多くある。
だから味がいい。


脂ののったはりのある「うまいやつだけを」宿のお客さんに出す。
だから“ここでしか味わえない”逸品。


早速、アナゴの勉強だ。
小指大のアナゴはテンプラ。
親指大は寿司ネタ(三年もの)であり、カバ焼きにするのは4~5年の大きなやつだ。


それにもうひとつの名物「タコ」もおススめ。
ヤングには歯ごたえのある様に、還暦青年用には柔らかく(強火20分、弱火でふかす)という料理法が憎い。

日本の島再発見_愛知県_篠島_名物「タコ料理」
名物「タコ料理」

甘みとコクのあるタコ。
とにかく旨い。いっぺん食べて味(み)て味(み)!


『篠島に アナゴ料理の ウマイ宿』