日本の島再発見 天売島_北海道 12月25日(火) (P062,063)
- Tuesday, December 25 2007 @ 02:00 PM JST
- Contributed by: tetujin60
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離島60めぐり---第24訪島(2)
天売島(てうりとう)
●北海道
断崖に囲まれた海鳥の楽園
鳥と人間が見事に“住み分けて”いる天売島。
島の東側は人口400人。
西側は数百メートルの断崖絶壁に80万羽ともいわれている鳥たちが住みついている。
海側からの島めぐり『海底探勝船』(90分=1900円)に乗ってみた。
海底には旨そうなアワビ、ウニが手が届きそうな所に…。
高さ30メートルの「カブト岩」。
42メートルの「屏風岩」には、今ではめったにみられないオロロン鳥を呼び戻すために、鳥の模型(デコイ)を岩棚にとりつけてある。
激減したオロロン鳥はウミガラスと呼ばれ、歩く姿はペンギンのよう。
巣をつくらず岩棚に直接タマゴを生む。
風が吹いても落ちないように、その形は洋梨に似ているという。
宿のご主人・萬谷良佳さん(41)は「昔はオロロン鳥が鳴けば岩や海もオロロン…と応えた」と話してくれたが、今年は12羽しか数えられない…と聞いて胸が痛む。
我々は鴇(とき)の二の舞いをしてはならない。
(左)海鳥の聖域 天売島、(右)ウトウ
天売島(てうりとう)
●北海道
断崖に囲まれた海鳥の楽園
鳥と人間が見事に“住み分けて”いる天売島。
島の東側は人口400人。
西側は数百メートルの断崖絶壁に80万羽ともいわれている鳥たちが住みついている。
海側からの島めぐり『海底探勝船』(90分=1900円)に乗ってみた。
海底には旨そうなアワビ、ウニが手が届きそうな所に…。
高さ30メートルの「カブト岩」。
42メートルの「屏風岩」には、今ではめったにみられないオロロン鳥を呼び戻すために、鳥の模型(デコイ)を岩棚にとりつけてある。
激減したオロロン鳥はウミガラスと呼ばれ、歩く姿はペンギンのよう。
巣をつくらず岩棚に直接タマゴを生む。
風が吹いても落ちないように、その形は洋梨に似ているという。
宿のご主人・萬谷良佳さん(41)は「昔はオロロン鳥が鳴けば岩や海もオロロン…と応えた」と話してくれたが、今年は12羽しか数えられない…と聞いて胸が痛む。
我々は鴇(とき)の二の舞いをしてはならない。
(左)海鳥の聖域 天売島、(右)ウトウ