離島60めぐり---第19訪島(2)
粟島(あわしま)
●新潟
岩ユリの咲く、
海に抱かれた小さな島
海は荒海、向こうは佐渡よ…と歌にあるとおりの日本海の荒波。
そのため高速船は欠航。
海上は波が3~4メートル。
大型フェリーでも大ゆれで船室に立っていられないほどだった。
波は船室の窓をたたきつける。
いつもこうではない。
波浪注意報がでていた日に粟島に渡ったからである。
予想以上の“船旅”。
やっとの思いで内浦港へ。
港には民宿のおやじさんが迎えにきてくれていた。
早速、昼食に予約しておいた粟島名物の“わっぱ煮”。
名物の「ワッパ煮」
採り立てのメバル、アイナメをこんがりと焼き、酒と自家製の味噌で味付け。
タマネギとネギの薬味と、真っ赤に焼いた6~7個の玉子大の石を入れて、その熱で煮る。
まさに粟島ならではの磯料理(800円から)魚のコゲ目が香ばしい磯の香りのみそ汁には、言葉を発するひまもないほどおいしさがいっぱい。
ウマイ!おいしい!こりゃいける!を連発。