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日本の島再発見 大入島_大分県 6月25日(水) (P110,111)

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日本の島再発見 離島60めぐり---第46訪島(2)

 大入島(おおにゅうじま) 

豊後諸島_大分 瀬戸内を制覇した 村上水軍のロマン


毎年1月14日にこの島は有名な『トンド火まつり』があり、それを楽しみに訪れた。

佐伯港から船で12分。
堀切の港には市営の宿泊施設『海人(あま)夏館』がある。
1泊2食5000円は超お値打価格だ!


火まつりまで時間があるのでレンタサイクル(3時間100円)で島を一周(17キロメートル)したが海岸沿いの平坦な道は走りやすい。
これでポカポカ陽気なら最高なんやけど…寒かった。


道路沿いのたわわに実った甘夏みかんは、おいしそうな笑顔で“歓迎”してくれて、島中がオレンジ色の水玉模様になったみたいや!


日向泊にある『神の井』は海のすぐそばにあるのに真水の泉。

台風で潮が溢れてもそこだけは真水という不思議な“神の水”。

日本の島再発見_大分県_豊後諸島_大入島_真水の神の井
真水の神の井

神武天皇が東征の船の飲料水としてこれをもって日向泊を出発した時、村人が青竹を焚いて見送りをしたと伝えられる「神の井伝説」。
これがルーツのトンド火まつり…。


この「神の井」の隣に住む石原和子さん(68)がノンビリと海岸べりに野沢菜や大根を干しながらこの“神事”のいわれを話してくれた。